一生黒歴史

俳優オタクのメモ書きです。

間宮レポートの話

じつはメサイアという作品が本当に好きなんですが宵宮乃刻に参加した際、メサイア外伝の予告をみて、「間宮レポート」という言葉がとても気になって仕方がないので考察ブログを更新するに至りました。頭の悪い人間が自分の中で考察するために更新しているブログです。

まず4つの説を考えました。要約すると
①蘇生後人体実験説
②蘇生後組織の情報を引き出すための拷問、テロリスト研究の被験体説〜記憶有ver〜
③蘇生後〃〜記憶無ver〜
④間宮が書いたレポート(?)
です。4はパンクした結果ない頭を使ってひねり出しました。
では1つずつじっくり考えます。


予想①間宮の死体を引き上げ蘇生、そのまま科学捜査班により人体実験に使われた際の資料説

  安里くんが「Dr.TENは人体を蘇生するという本来あり得ない力を持っていて、人を生かすことができる。そしてその逆も然り。映画ではある人に科学を使って残酷な事をする。」みたいなことを言っていたので、そのある人が間宮だった場合この予想①は間宮レポートを書いたのがDr.TENであり、マインドコントロールに近い状態で、間宮はもう間宮ではなく被験体No.×××扱いなのかもしれません。様々な新薬の実験台に使われていた可能性もあります。それであまりに異質な結果が出たので、間宮レポートが完成したとも考えられます。また間宮さんは聴覚が非常に優れていたことからもし間宮の死体を利用して何か実験をするなら聴覚をどうのこうのする内容かもしれないと考えています。でもあくまでこの説の確率はかなり低いんじゃないかとは思いました。

予想②蘇生後、クァンタムキャットの情報を吐かせる過程やその後、彼の思想に関する資料


あくまで間宮を蘇生することを前提とした場合、、その理由として考えられるのがテロ組織の情報を引き出すこと。どんなに悲しい物語がその裏にあろうとも、チャーチ側からしたら間宮はあくまでも「裏切り者」と判断されてしまいます。しかし鋼ノ章の登場人物の中でクァンタムキャットという組織のの構成員という立場を主体として活動していたのは間宮だけなように思えるため、クァンタムキャットから得られる情報はあまりにも少なく、有益なものである可能性は少ないです。そのため彼の思想を分析する被験体として利用される可能性はまだ、あるかもしれないなと思います。その結果の「間宮レポート」。


しかし間宮が記憶もそのまま生き返ってしまった場合、有賀にはもう会ってはいけない、戸籍も何もかも失った上から更に死んだことにならなくてはならない。2度死に3度目を生きていることになります。高野と白崎の関係レベル1億って感じですね。誰もいない奈落の地下牢でバイオリンを弾く彼、「間宮らしき人物を見かけた」という噂が有賀の耳に入ってしまう、有賀がDr.TENと接触した際どこかから間宮のバイオリンの音色が聴こえるという展開もドラマチックかもしれません。
ですがやはり鋼ノ章があった以上、彼はもうテロリストではなく誰よりも平和を願った天才バイオリニスト、そしてその悲しくも清らかな末路として、有賀のメサイアとして散ったサクラであって欲しい。せっかく唯一の救い人であった有賀の手で救われたのに、そのあと更にまたつらい人生を続ける事なんてないと思うんです。見てられないです。そこで次の説です。

予想③蘇生後、クァンタムキャットの情報を吐かせようと拷問を重ねたが記憶が無く、その拷問の観察結果や記憶を取り戻させようとする過程を記録した説


間宮が記憶を失ってしまっていたら、鋼ノ章での有賀と間宮の物語の結末は永遠になります。組織やチャーチにいたこと、自分が平和を願う理由は覚えていなくても、バイオリンの弾き方、あわよくば「有賀」という存在だけははっきりと覚えている。そんな展開少し見たいです。この場合間宮は有賀を再び救えるし有賀も間宮を再び救えますが、最終的に有賀を救うのは加賀美であるべきですよね。なのでないかも。話は戻りますが間宮がもし少しずつ記憶が戻れば有益なデータ、情報が得られる可能性への期待により間宮レポートが生まれるかもしれません。間宮さんの身長体重からあんなことやこんなことまで書いてあると思われますね。記憶がどこまでなくなるのかによっても話の展開はいろいろ面白く広がると思います。例えば平和式典の前だったら、彼は両親がテロリスト出会ったことを知らず、純粋に音楽で世界を平和にしようと願った少年に戻ったら、5係はどのような事を彼にする、させるのでしょうか。そこから誰がどのように救い出すのでしょうか。

 


ここまで真剣に間宮蘇生説を提唱しましたが、現実的に間宮が蘇生されている確率は少ないと私は根拠もなく思っています。つまり間宮レポートは間宮が生きている間に作成されたものであると考えています。しかし間宮の生前、影青翡翠鋼と状況を考えると間宮は全く疑われておらず、わざわざ間宮レポートを作成する理由がわかりません。間宮には特別なににかがあったのでしょうか。それが明かされるのがメサイア外伝なのかもしれません。そして間宮レポートが生前作成された説の中で最も短絡的なのが次です。

予想④「間宮(が書いた)レポート」


 間宮が自分が書いたレポートに間宮レポートと名前をつけていたかもしれません。「リブインコンフォート」のイントネーションと勢いで間宮レポートって言ってましたけどもしかしたら「間宮、レポート」だったかもしれません。その場合平和を願う気持ちのあまりテロを起こすことになった間宮のつらい気持ちや救われた気持ち、有賀と本当はどうなりたかったのか。もしかしから書いてあるかもしれません。しかしそのレポートが話にどう重要なのかは全く想像がつかないんですけどね。東京都同時多発爆破テロに一枚噛む可能性のある間宮レポートとしてはもう少し考察を練って、「同時多発テロで狙われる場所に関する情報を有賀にしかわからない方法で記したレポート」なら濃厚かな〜〜と思いました。


ここでもう^_^1つ思いついたのが「間宮の死後、間宮のこれまでの経緯などを再調査したレポート説」


つまり間宮レポートには間宮の人生が詰まっている説です。それを読んだ有賀含むサクラ候補生達…最後の1行を読む限り間宮にまつわる悲しい物語はまだ終わっていなかった…という展開もあるかもしれない。


堤貴也が死んだ今、間宮を再調査する理由が私には思いつきませんし、裏切り者が出ること自体チャーチではそう少なく無いように感じます。だからこそ鋼を見たとき私たちは絶望しました。チャーチの年輪からしたらたったそれだけなような出来事を、綺麗に残酷に切り取ったのが鋼ノ章というのが最高に儚く切なかった。だから外伝で間宮をぶり返すのが本当に意味がわからないんです。染谷さんのクランクインからクランクアップが早かったことから、間宮が出てくるシーンはそんな多く無く、そして回想シーンである可能性がかなり高いと思います。その場合間宮蘇生説は無いと思うし、生前の間宮がまだつらい思いをしていた可能性があると思うと本当に胸が痛い。どうか間宮を蘇生しないで欲しい。し、せめて暁をやってから撮影をしてほしかった。また深紅のときのような矛盾が出来たら本当に悲しいです。

 


で、私の勝手な予想だとこの間宮レポートを誰よりも早く見つけてしまったのが悠里なのかもしれないなと。プロローグの時点でもう悠里は間宮レポートを読んでしまったのかもしれません。その結果なんらかの理由で白崎と距離を取っているのかもしれません。死にたい。だから白崎には自分のメサイアを信じて欲しいです。


なんだか考えれば考えるほど難しくなる間宮レポート、メサイアはこれからどうなってしまうのか本当に心労絶えません。現場からは以上です。