一生黒歴史

俳優オタクのメモ書きです。

俳優厨、うっかりジャニオタと化す。

俳優厨6年生になり、私にはもう新しく何かを好きになる体力なんてないと思っていました。
しかし出会ってしまったのです。
Snow Manに。

 

これは俳優厨をしている私がジャニーズの眩さに、Snow Manという光に出会って元気になった話です。

 

Snow Manに出会う少し前、私は最高潮に病み倒していました。きっかけはすごくいい映画を見たこと。
千円でこんなにいいお芝居を見ることが出来るのに、普段観ているお芝居が1万円近くすることに対して疑問を感じてしまって、もちろんすきな俳優さんのお芝居にはいくら払っても足りないくらい素晴らしいものを感じるけれど、舞台演劇というのはひとりの芝居だけで成り立っているわけではなく、この映画以下のものに、この映画以上の時間やお金をどれほど使ったことだろうかと殴られたような衝撃がありました。ちょうどお芝居と関係のないところで客の足元を見られているように感じることが重なってしまったこともあって、人生を豊かにするためにやっていることで悲しい思いをして、ファンであるからという理由でそれを受け入れることしかできない。趣味としてのオタクが確立しすぎてしまって、「ファンならこうあるべき」という呪縛にとらわれていろんなことに慣れてしまった。「積まなきゃ」「通わなきゃ」「いやなことがあっても我慢しなきゃ」そういうことから解放されて、作品の価値みたいなものとしっかり向き合いたい。でも大好きだからそうできない。と悩んでいるときでした。

 

そんな時にドキュメンタリー番組「RIDE ON TIME」をみました。
もう涙が止まらなかった。

 

ニュアンスですが

「誰か一人妥協したらいいものは作れない」

「演者側の緊張は観客には関係ない」

「1列目も最後列も同じチケット代を払ったお客様。会場のすべての人を満足させなければならない。観客を満足させるものを作るのは自分の責任」

 

年間約180公演観劇し、起きている時間の多くを“観客”として過ごしている間、ずっと渇望していた言葉の数々だったように思いました。気が付いたら涙を流していて、それは感情移入とかではなく彼らの言葉を勝手に何度も反芻して、かみしめて、受け取っていました。
この人たちのファンはほんとにほんとにしあわせだなあと、そう思わせることって、アイドルとして最高なんじゃないかな、と思いました。

私は、それまで名前と顔しか知らなかったSnow Manを、すごく好きになりました。

 

ジャニーズJrチャンネルの存在は、ジャニーズJr を知るのにこの上なく適していると思いました。無料で、誰でも視聴することが出来て、バラエティ企画からダンス動画、ライブの裏側など、さまざまな面を知ることが出来ました。先日開催されたYouTubeFanFest2019でリーダーの岩本さんがジャニーズJr.チャンネルのことを「チャンス」と呼んでいました。その言葉は本当に本当だったと思います。そのチャンスをつかんで、必死に離さなかった結果が今なのだと感じました。
最初に見たのは6人の動画で、6人のSnow Manを大好きになりました。9人になってそれぞれの大きな決意とともに大きな家族のようになったSnow Manがぐんぐん前進していくさまをみて、絶対に、絶対にこの9人の栄光の道筋を見てゆきたい、力になりたい、と思うようになりました。Snow Dreamで「I want to become famous」と6人がうたっていたのであればその力に。

Snow Manの為に出来ることをしよう。そう思って、あ~~!オタクした!ということを思う存分しました。本命の舞台が丁度客降りとファンサービスの時間があるものだったので、わたしの応援は迷惑なんじゃないかとか役者のファンなのにハイタッチできるかどうかでこんなになっていいのか?申し訳ない…とか、情緒がやばくて、でもそれとは全く関係ないSnow Manがいてくれたから、今日2列目通路なのにハイタッチ出来ませんでしたけどSnow Manの動画が上がるならまあいっか。とか思えました。Snow Manがいなかったらもっとつらかったに違いない。水曜日があったから乗り越えられたことがたくさんあった……と思います。
ロックアイス、簡単なお仕事です〜、Snowらいふ、、、彼らが作ってくれたキラキラの道に散らばった鮮やかな花びらを一つ一つ拾いながら走っていくようだなぁと、ポエミィな気持ちに拍車がかかりました。

彼らの為に。そう思わせるグループで、その気持ちは滝沢英明さんも同じなんじゃないかな。と思いました。滝沢英明さんがジュニア育成に今後の人生を据えることを決意するのに、Snow Manの存在は本当に大きいのだと思いました。人の人生を変える勇気と希望をくれる、そんな力のあるグループなのだと思いました。賭けたい。私の人生も、賭けたい。愛した。これは完全に愛してしまった。
Snow Manのファンの方ってマジで人生をかけて熱烈に愛している人が多いように感じます。それってこういうことなんだなと納得しました。

 

 

デビューが決まりました。私は愛すべき本現場の初日。ジャニーズのグッズを肩から下げて向った劇場のロビーでその一報を知りました。
それまでSnow Manにはもちろんデビューしてほしかったけど、先述のSnow Dreamの歌詞、「become famous」の方法って果たしてデビューだけなんだろうか?彼らだけの、彼らだからこそのこの時代に適した道もあるんじゃないか、それを見せてくれるんじゃないか。そう思い始めていた人が多かったんじゃないかと思います。それは本人たちも思っていたことなのかもしれない。とのちにROTや雑誌のインタビューを見て思いました。

でも、デビューを伝える時の彼らの瞳や、佐久間くんの突き上げたこぶしを見て、ああ、やっぱデビューなんだ。彼らがデビューできて本当に本当に良かった。大好きだ。そう思いました。

 

Snow Manのライブに行きました。私はあの日Snow Manをこの目で見たことをずっと忘れないと思う。

普段舞台を観劇している際、介入せずにお芝居を見てセリフを勝手に受け取っている感じというか、俳優さんを応援するという時間はファンとして何かをまっすぐ受け取る時間はそんなになくて、言葉や表現を自分で拾って自分の宝箱にしまう感覚があります。私は本命にファンのための芝居はしないでほしいと思っているのでそれを苦に思ったことはありませんが、自分の気持ちだけが空回りしているような、勝手に受け取っている罪悪感みたいなものがありました。
しかしアイドルの「ライブ」という時間はすべてがファンのためにあって、そこで語る言葉や歌やダンスすべてがファンに向けられたもので、こんなにいいんですか?と心配になるくらいたくさんのものが拾わなくても気持ちのカゴに飛び込んでくる。Snow Manの会場全体のファンとの対話力の高さに感動しました。多幸感ではじけ飛びそうだった。阿部亮平さんの気持ち、普段のテレビやラジオ、雑誌などでの活動も含めて、見た人に元気になってほしい、明るい気持ちになってほしい。というお気持ちがすごく伝わってきて、それがアイドルなんだな、、と思いました。お金とかじゃなくて、私たちが彼らを観て心が躍る、それが宝物になる、そういうこと1つ1つが彼らをアイドルたらしめるのか…と。そしてこれを胸を張ってこうして言葉にするまでの、この説得力を裏付ける努力が、血のにじむような努力が絶対あったはずなのにこのさわやかな笑顔。心臓を持って行かれるような、魅力がありました。

アイドルが好きって、アイドルに活力をもらって生きるってこういうことなんだとライブで強く教えてもらった感じがありました。

幕が開いた時の歓声、紛れもないアイドルで、本当に遠いところにいる方たちだと思いました。これからもっともっと遠いところへ進んでいく道筋も見えて余計にそう思いました。

 

舞台少年たちto be!を観に行きました。本命の現場で遠征から帰ってきて、東京公演が始まるまでの間に仕事前に時間を作って観劇しました。もう圧倒。無理してでもいってよかった。

誰が風の子一等賞でなくと思った?????人生であの歌で泣くことなんかマジでねーよ。なんなんだあれ。宮舘涼太さま、風を浴びるプロ。あそこだけ鳥取砂丘だった。鳥取砂丘風吹いてんのか知らんけど私の中の暴風のイメージ
素晴らしい舞台でした。魅せたいものがはっきりしていて、それを私たち客席も求めていて、それが全て輝きというもので、若さを削りに削ってキラキラの粉にして撒いているような感じでした。その削る時の痛みや苦しみも全て若さで、それすらも輝いていると思わせてくれる。だからこそ撒いた時にキラキラする素晴らしいエネルギーがあって、このタイミングでこの作品が上演されたことは、客席にいる私たちにとってではなくて、ステージに立つ15人のこれから先に絶対に必要な舞台で、彼らにとっての大切なものを観ることが大切な時期で、だからこの作品を観にいけたことが誇りだし、本当に素晴らしい時間でした。
私が観劇したのは、渡辺翔太さんが増員したことに対して「どんなに叩かれてもメンバーの味方をする。9人でSnow Manだから。」ということをおっしゃった後でした。そのレポを聞いて、こんなにかっこいいことはないと思いました。必死にお手紙を書いた。佐久間くんには勿論だけど、渡辺翔太さんにも心からお礼を言いたかった。あの言葉で救われたのは加入メンバーの3人だけじゃなく、その3人に対して厳しいコメントを見かけるたびに傷ついていたファンでもあるのだとおもいました。あの時のついていきたい度ほんと世界一。

「君にこの歌を」この歌を最初に口ずさんだ人は、最初に舞台少年たちの幕の内側に立った人は、このうたが、この作品がこんなにも大切に、洗練されたものになっていることを想像しただろうか。私の人生の中で、このタイミングでSnow Manに出会って、こうしてこの作品に客席から拍手を送れたことを誇りに思いました。好きでいることを誇りに思える。そんな「推し」という存在がいること。幸せだと思った。

余談ですが私は初めてジャニーズの舞台現場にブチ当たったわけで、フォトセの雨にさいなまれ1週間で5万が写真に消えたのでした。本現場なら100セット買えるのに。。。しかもステフォを買うのが本当に大変で、大変でした。何あれ。私がパンだったらもう食べれない最早板になったと思う。

 

過去の作品は映像で出ているものはかき集めて拝見しました。なのでDVDでしか拝見していませんが、人に一流を感じさせるのがジャニーズだと思いました。
例えばどんなにメインキャストが素晴らしく、それこそ一流だったとしても、私はアンサンブルの方ひとりの踊りがずれていたり、持っている旗の高さがひとり違ったり、、そういうのを見ると、あぁ、いま作品の質が下がったなと強く感じます。バックダンサーのひとりひとり、照明などの演出効果を含むすべてに、その作品が「一流」であるに至る一端が担われていると思うのです。その意識がジャニーズにはしっかりあるのだと強く感じました。
お金をいただいて何かするってただでさえすごく難しい。それがショービジネスの場合特に難しいことだろうなと思います。それを先輩たちの栄光から背負うもの、守る伝統があって、その中で見つけていく自分らしさ、自分のしたいこと、客の見たいもの、いろんな角度から一流を示す、それがSnow Manで、それがジャニーズなんだと思いました。

 

そしてデビュー曲「D.D.」

何もかも大好きな曲なのですが、初披露の数日後に行われたYoutubeFanFest2019、絶対に新曲やるやんと思って、どうしてもみたい、観ないとしぬ!!と思って、参加しました。岩本くんの

「頂みせてあげよう」

このフレーズをYTFFで聞いた時にもうほんとに熱くこみ上げるものがあって、あのときの照くんの自信に満ちた表情は、初めてファンの前でデビュー曲をパフォーマンスするステージでの輝きは、すごく心に残るものがありました。あの勢いで確信。客席の歓声がもう物語っていました。サマパラのとかも凄かったけども、ytffはその543479657862489742685235824倍すごかった。あの時のあの瞬間のことは今後Snow Manをみていくときにずっと忘れないと思う。やば、忘れらないって言ったこと多過ぎて覚えてるかわからんけど、マジでついていくしかない。と思いました。この人たちについていけば絶対にテッペンみれる。という気持ちにしかならなかった。

わたしの本命の俳優さんは、次の目標とかを聞かれると「こういう芝居がしたい」という回答をします。そこが大好き。だからこそ、明確に進歩したって他の人から見てわかることが少ないのかもしれなくて、テレビや映画に出るわけでもなく、舞台で自分のやりたい演劇を突き詰めている方で、私も舞台演劇が好きだから彼が好き。でもSnow Manは「国民的スターになりたい」って夢があって、すごく応援のサクセスを感じるのが楽しいです。

Snow Manが国民的スターになる日は絶対に近い。私にとってはもう紛れもないスターです。その背中を押す追い風の一部になりたいと思う。まずは私たちが彼らにテッペン見せられるように、精一杯CDを予約して、デビューとしての一歩を一緒に踏み出したいなと思いました。

 

Snow Manを知って、佐久間くんを「自担」とするまでが(Snow Manさん全員推せるので)迷いすぎて数ヶ月あったんですが、今となってはきっとSnow Manを嫌いになっても(ない話)佐久間くんのことは大好きなんだろうな…!という気持ちです。

わたしにとってSnow Manは、本当は欲しかったのかもしれないけど本命にはねだれないものを全部くれた人たちなんだと思います。それがアイドルだなんて、ジャニーズなんて思いもよらなかった。本当に出会えてよかった。すごく楽しいし、うれしいことがたくさんになりました。

今よりももっともっと遠くに行って欲しいな。

Snow Man、大大だいすきになりました。これからもっと大好きになりたいです。

ジャニオタに、なるぞ〜🤟