一生黒歴史

俳優オタクのメモ書きです。

モマの火星探検記 東京公演観劇日記

劇団少年社中さんの20201発目の公演、少年社中・東映プロデュース「モマの火星探検記」の観劇日記です。

カーテンコールで井俣さんが「心に感じたことなどをSNSなどで発信していただけると励みになります」と毎公演必ず仰るのでメモに毎日感想残してたのにどうしても手紙とアンケート書いたら疲れて寝てしまうので、毎日観れる東京公演のうちにそれをブログに残しておくことにしました。

もしかしたらネタバレを含んでいるかもしれません。

 

1日目(1/7)

すごく良かった。前回よりもモマが矢崎さんらしくチャーミングになったように思いました。赤澤さんも、前役があっての再再演って知らんけど難しいのかなと思うのですが、ハカセ、前世から赤澤さんの役だったんか?ってくらいしっくりきて、魅力がてんこ盛りですごい可愛かった。2回目の少年社中でここまで役を自分のものにするなんて、本当に実力派だ…すごい…すごい人を推している…と思いました。マジで可愛かった………

オタクじゃないけど観にくることになってるマブダチに面白かったということとそれぞれへのおすすめポイントと共に「ともるくんが幼稚園のスモッグきてました!」と報告したところ、「めっちゃ楽しみ!!ともるくんももう幼稚園に入る歳か…」と返ってきてマジで爆笑しました。赤澤さんのことなんやと思ってるんや。

 

2日目(1/8)

マチソワ2公演、超新星爆発のシーンで大号泣。「1つの星がその命を終えた、ご冥福をお祈りしましょう」その星は、命は、きっと、、、2回目、3回目ならではの衝撃を存分に受けました。

日替わり部分も分かってきて、ミオーとバルトークさんのシーンがお気に入りになりました。オープニングの2人の背中合わせのところがとても好きです。

夜は赤澤さんの出演を知る前に申し込んだチケットだったので最前列で観れて、それが上手通路近いところだったので幼稚園生のともるくんとしょうきくんの会話に聞き耳を立ててみました。友達の質問に対して「言われた〜!」とか、「あいつマジガリ勉」「おじさんクビになっちゃえ!」「おじさんかわいそ〜!」など、普段のイベントなどでのともるくんと変わらん気もしましたがマジで面白くて遠い席だと聞こえないのまじもったいねえと思いました。

今日は私のお母さんのお誕生日でした。

 

3日目(1/9)

仕事終わりに向かったので少し遅れてしまいましたが当引で案内されたのが前通路の13列目だったので事なきを得ました。

アフタートークショーで滝のように泣いてしまいました。赤澤さんの舞台を観に行っていて、客席から観て「お芝居って本当に凄いんだ」と、舞台を観に行くという趣味に身を置こうと思うきっかけになった景色を、赤澤さんはステージから観て「演劇を信じよう」と思ったそうです。つながっているんだ。と思いました。

 

4日目(1/10)

ユーリのお母さん役の大竹えりさんがだいぶお芝居を変えていたように思いました。すごく人間らしくなった。ばぁばぁに泣きました。

あとテレスコープがグッドラック👍のときに👎をやらなくなって、やめた方がいいという流れになったんかもしれませんが公演を重ねていくうちにテレスコープが成長したように感じてすごく面白いなと思いました。

 

5日目(1/11)

今日はホルスト泣き。しんどい。ホルストさんはやっぱりしんどい。良い。毎日毎日新しいことを思って違うシーンで泣いている気がします。子役の子もどちらもすごく良いなぁと思いました。かわいい。「はやすぎて」のところ、マジかわいい。モマもホルストさんを受けて日に日にお芝居が変わっている気がしました。凄く良いキャットボールをされているんだろうなぁと、思いました。

オープニングのホルストさんとジュピターもめちゃくちゃ良いんだよなぁ……

切実に宇宙飛行士7人の年齢関係を知りたい。バルトークさんとホルストさんだとどっちなんだろう…わたしの中でホルストさんは思ったよりいってて、ミオーは流川楓なんだけど……ミオーとバルトークさんがマブだし、歳近いのかな…そんなことを考えながら観ました。あとクレープ食べたい。

 

6日目(1/12)

夜勤明けで死にそうになりながら観ました。面白かったーーー!!マチネが10公演目らしい。そんなにやった?というくらい毎度ストレートにお話が心に飛んでくるので本当にたのしい。こんなに毎日観ていて楽しくなる作品、あるんだなぁと思いました。オープニングのときのワクワク感がもうたまらないのです。クレープ食べたい。

 

7日目(1/13)

今日はおじさん役の井俣さんの演技がちょっと変わってて、わたしの中で1つの解釈が生まれたところだったのですが、アフタートークショーで井俣さんの中で1つ解釈が生まれたことに起因していると発覚、私のとは少し違くて、でもその解釈を聞いた脚本家の毛利さんの反応をみているとこれという正解を定義したくない感じがあって、きっとこれはどんなに考えても不思議なことが沢山ある宇宙のような作品ということで良いのかもしれない、宇宙には無限の可能性があるんだ……と思って、これからたくさん考えのバリエーション増やしたいなと思いました。

思えば宇宙には過去未来現在という概念がなく1つの時間という考え方ということで、この作品も明確に過去未来現在が定義されていない1つの時間で扱われている感じが、本当にこの作品は宇宙なんだなぁと思いました。

マチソワ間に遂にクレープ食べました。IVVYのリリイベにいるオタクに会う為にリリイベ観ながら食べました。

 

8日目(1/15)

休演日あけて1発目、やっぱり面白い。本当に面白い。今日は中学生泣き。中学生のシーン最近めっちゃ泣く。ロケットが打ち上がって本当にうれしい。

ホイップのガチオタク感がすごく好きで、まっすぐでおもろい。エンジン壊されたときのリアクション、かわいそうなんだけど言いたいことあってきたのに壊れたエンジン見てあーーあ、あーってなるの本当にリアルでいつも楽しみにしています。

赤澤さんの表現力って本当に凄いんだよなぁ。秘密基地を失ったときのあの叫び、あのスピードであの熱量の絶望を飛ばせるのが本当に好きで、コメディのシーンでもすごく器用な間をもっていて、そのバランス感覚が本当に優れている。なおかつ双方のシーンで「かわいい」という。赤澤さんの面白さのジャンルを「おもろかわいい」と呼ぶことにしました。

 

9日目(1/16)

久しぶりの夜公演のみ、仕事もなかったので公演期間始まって以来初めてゆっくりと昼まで寝ました。

いやーおもしれー!!マジで面白い。なんでこんなに面白いんだろう…

「おじさんのやり残したこと」について、昼過ぎから台本を読みながらまた考えてから観たのですが、やっぱり私の考えは変わらず「モマをユーリに出会わせること」なんですよね。短絡的かもしれないけど、おじさんが新たな解釈により最後に登壇するシーンで空を見上げるようになったのでその時にモマが火星を出発したんだと思ってて、宇宙に置いてけぼりになった人間を生かすための装置をたくさん積んだライカ犬の宇宙船が火星にあったんじゃないかと…どこかの公演でスコープスは電気で動いてるんじゃないって言ってたから、それを応用できたのかなぁとか。。。すれ違った流れ星がモマだったらいいなぁ。

東京公演があと4日しかないらしい。かなしい。

茶店に行きたい。

 

10日目(1/17)

面白かった……!めちゃくちゃ面白かった!

わたしてっきりユーリとモマが会う場所は地球だと思ってたんだけど、ユーリが火星にたどり着いたのかもしれないんだ…………でもモマに生きてて欲しいと思うと火星は現実的じゃないのかな(既に現実的じゃない)とか、考えまくりました。でも2人があえてうれしい。すごく。

この日はチキンがすごくよかった気がする!!ぐんと面白くなったし可愛くなったしかっこよくなった!!これから先の公演もどんどん楽しみになりました!

アフタートークで、「子どもの頃ハゲてないお父さんをハゲと呼びたくなることがあった」ということを赤澤さんがおっしゃっていたんだけどわたしは22歳にもなって父に最悪の絡まれ方して心底嫌いだなと思うと髪の毛フサフサの父に向かってハゲ!と言ってしまう時があるのでめっちゃ分かってしまいました。それにしても幼少期のともるくん、面白すぎる。

 

11日目(1/18)

チキンの伸びがすごいですね!かわいいだけじゃなくて燃える演劇魂がすごくメラメラしてる気がしました。

オープニングのロケットの発射、毎日楽しみにしてるけど、今日が終われば今月はあと3回しか見れないんだな…今日こそ全体をみるぞ…と思うのに結構全部赤澤さんをみている気がしてきました。

あと、オープニングで舞台セットの3つの石があって、左右の石の後ろにスコープスがいて、真ん中にモマがいて、ストーンサークルになってるの、本当にすごくかっこいい。赤澤さんしかみてなくて割と後半で気付いた。

あとユーリの「轟音をとどろかせ!」ってところ、今日は噛み締めていて可愛かった。ここ、その時その時の感情が乗っていて好きです。

 

12日目(1/19)

今日は本当に大切にしてるお友達と観劇。1人はバンドとK-POP、もう1人はジャニーズとミュージカルみたいな感じの趣味で、幼稚園以来舞台を観てない女、演劇!って感じの公演は初めてに近い女が私が大好きな赤澤さんが居るからという理由だけで来てくれました。

終わった途端マジで面白かった!!!!!!!!!ってきてくれて、凄く嬉しかった。「役にあわせての演技が1つ1つ丁寧で可愛くて、本当に演技が舞台が大好きなんだろうなぁって思った」「また何か舞台を観に行きたいと思った」と、キャスト先行特典の赤澤さんのブロマイドを映え映えにとって投稿してくれました。良い友達をもった。モマのおかげで改めてそう思えたなぁと思いました。本当に本当に面白かったらしくてモマが最後どうなったかをマチソワ間ずっと話し合いました。

 

13日目(1/20) 東京千秋楽

東京千秋楽です…!

今世紀最大級の疲れに見舞われていながらも目をかっぴらいて寝ずに観ました。(あたりまえだのくらっかーって今打ったんだけど予測変換で正解が出なくてびっくり、令和マジ?)

たのしかったーーー!!!

二階席まで全部埋まってた。私も二階から観たかったんだけど千秋楽なので友人にかわりに二階からみてもらいました…!

モマが力強くてすごく良かった。生駒ちゃんが前半かみかみだったけど今までで1番良かったかも。本当に素晴らしい演劇でした。

「轟音を轟かせ、天に駆け上る僕たちのロケット」

すごくアツくて良い台詞でした。

そして生駒ちゃんのカテコでの言葉「お客様、スタッフさん、キャストで作り上げた舞台で、お父さんのお母さんからもらった名前を叫べることが、繋がっているんだなぁと嬉しくおもいました」みたいな事を言ってたのが本当に印象的で、素敵だなぁと思いました。

 

 

東京公演を秒で振り返る

眠いから秒で。長かった。けどあっという間で、何度見てもずっと色褪せないワクワクと感動、毎日見つかる新しい発見、本当に実力の詰まった素晴らしい作品でした。観に来た友達たちもみんな泣いてて、凄く楽しそうだった。今度は絶対、赤澤さんに真ん中に立って欲しい。必ず。