一生黒歴史

俳優オタクのメモ書きです。

○○くん!頑張れ!!

MANKAI STAGE A3!〜SPRING&SUMMER〜の幕が降りました。

このエーステと呼ばれる作品で私が得たものが本当に大きくて、大好きで大切な作品になりました!

 

「完璧じゃなくても最高の芝居」という言葉が劇中ありますが、完璧で最高な芝居を何度も観せていただいたな…と思います。

お芝居というのはやはり生物で、台詞を段取りではなく会話として成立させてほしいなと思っているので、そこが完璧か、最高かを大きく決めると思っているし、その部分での役者さんの成長がすごくみられた作品だったなと感じました。

 

さて、本題ですが、タイトルの「○○くん!頑張れ!!」というのは、千秋楽演出にて咲也くんが天馬くんに呼びかけることばです。

今回エーステを通して「応援」ってなんだろうってすごく真剣に考えました。

エーステで出会ったひとたちの、

「○○くんが好きだから、頑張ってほしくて、頑張れる力になれるようなことをなんでもしたい」

という気持ちにすごく感動したからです。

私は「応援」という気持ちではなく、「おかわり」という気持ちで劇場へ足を運びます。ジェットコースターに何度も乗るような感じで、あの感動をもう一度体験したい、あの笑顔をもう一度この目でみたい。みたいな。なので自分本意で、それが応援になっているのであれば副産物です。100%好きな人のためにしたことがなさすぎて、人のために何かを与えられる人がすごく眩しく見えました。

(どの役者さんをどのように好きかによって変わってくると推察されます)

 

オタクたちの、○○くん、頑張れ!!という気持ちは紛れもなく咲也くんが天馬くんに向けて放ったように真っ直ぐなもので、作品の中でその頑張れ!という気持ちを肯定されているような気がしたし、共感?したのかな。目頭が熱くなってしまいました。胸の奥がグツグツと煮えて喉の奥から煙がでそうでした。

 

「応援」ってなんだろう?

いちばんは、「頑張れ!」って思うことなんだなと思いました。その頑張れって気持ちをどう行動にアウトプットしていくかは人それぞれです。

本人が求めていることかどうかとか、捧げた分返ってくるのかどうかなんて、関係なくて、「がんばれ!!」って思う。それが応援なんじゃないかな。

よくツイプロとかに「○○くんを応援しています!」って書いてあるのは間違いなく「○○くんのオタクです」と同義なわけで、「応援」という言葉に対するプレッシャーがすごく大きいなぁと感じることがありました。でも「がんばれ!」って思ってる役者さんって本当にたくさんいるの。赤澤さんと共演してすごく良かった人とか、がんばってください!って応援したくなる気持ちを持ってる。広い意味でファンなんだと思うし、応援してます!って、24時間テレビのマラソンのタレントさんに街中の人が声をかけるような、そんなスタンスで思うけど、「応援」とお金を使うことってイコールなのかな〜とか考えてうまく使えない。

 

でもさくやくんの「天馬くん、がんばれ!」は間違いなく応援だった。

すごく心にまっすぐ落ちてきた。

 

この夏、いろんな「応援」に出会った。

私もいつか、好きな人のために何かを出来たらいいなと思う。