一生黒歴史

俳優オタクのメモ書きです。

千鶴ちゃん!逃げて!

 

ミュージカル薄桜鬼 志譚 風間千景篇 観劇しました。

 

注:これはあくまで今回の薄ミュだけをみた場合の感想なのであまり深く考えないでください!

 

いや、これ乙女ゲームあるあるだと思うんだけど、逃げろって、逃げろって言われてるのに、

 

主人公が全然逃げない

 

逃げないせいでどんどんイケメンが怪我する…そうだ…アニメでも逃げろって言ったのに千鶴ちゃん逃げなくて山崎さんが護って死ぬんだよね………思い出したこの感じ………これが乙女ゲームや……これが雪村千鶴や……と思い出しました。

 

なんか巡察についていきたいって言い出して、お前の護衛にさく人員がないと言われたのに「なんとかなりませんでしょうか…」とかいう。なんとかならん言われてんて……あと序盤「わたしだって護身術くらいなら!」とかいうんだけど実際全ッ然刀抜かん、みてる、歌う。

 

で、ついに抜きよった!やったー!と思ったら風間千景に向けてて、な、なんなんだこの女…………感がやばかった。

敵に囲まれて千鶴ちゃんが困って歌うシーンとか千鶴ちゃんが逃げないことにこっちが客席でめちゃくちゃ困った、すごく困った。

 

頼む、千鶴ちゃん!

逃げてくれ!!!!!!!

 

 

※なんかこれ公演終わりに友達に聞いたんだけどなんかゲームとかちゃんとやると最初に斎藤一とカキンと刀を交わらせた時に自分の剣のぬるさに気づき、以降はもう簡単に刀を抜かないということを極めたらしいです。自分の傷の治りが異様に早いのも気にしていてとにかく争いを避けていたらしい。ちゃんと聞いてたのになんか記憶半分くらい消えててニュアンスですけど。

確かに戦うのをやめようという旨の歌を結構歌っている。その平和力、まるでキティちゃんみたいだなぁと思った。

 

 

薄ミュの真剣な感想をいうとまあ面白かったです。

今までの斎藤一は目の光の演技みたいなのを得意とした役者さんが多くなんだかんだで表情が豊かな感じだったと思うんですが、上様の斎藤一は表情が全く変わらない中にも指の動きや仕草、雰囲気で感情背景がみえてそれは彼がその場で当たり前のように生きているからであって、すごい力だよなぁと思いました。たぶんですけど今までで一番原作に近くなったのでは!と思いました!知らんけど!

新しいダンスもなんかよかったし、大筋と曲はそのままで新しいことをどんどんして行くの大変だと思うけど、そうやって新しいキャストさんが新しい風を吹かせてまた作品って伸びていくのかなーと、感じました。

照明による空間演出とかが結構よくて、みてて面白かったなと思うし、殺陣がモリモリですごかった。殺陣に詳しくないからよくわかんないけど。

 

というかんじでした。

はくみゅ、お世話になりました!